Satoshi Inagaki
Profile


稲垣聡のプロフィールをご紹介いたします
Image

【PROFILE】 稲垣 聡 / Satoshi  INAGAKI

バッハから新作初演、またダンス、美術、オペラなど多ジャンルとのコラボレーションに取り組む多彩で幅広い活動を展開するピアニスト。特に近現代作品の演奏にはその深い洞察力と表現により定評がある。滋賀県立石山高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部卒業、フランス国立リヨン高等音楽院大学院修了。1991年平和堂財団芸術奨励賞、東京現代音楽祭室内楽コンクール《競楽Ⅰ》入賞、1992年第4回宝塚ベガ音楽コンクールピアノ部門第1位・特別賞、2003年滋賀県文化奨励賞受賞。国内各地でのリサイタルなどのソロ活動をはじめ、内外のアーティストとの共演やレコーディングなどアンサンブルピアニストとしても活躍している。

近年では、サントリーホール・チェンバー・ミュージックガーデン、ラ・フォル・ジュルネ、びわ湖ホール主催「ベートーヴェン・ピアノソナタ・ツィクルスⅨ」等に出演。

20世紀音楽の分野においても、これまでにISCM (国際現代音楽協会)、東京の夏、サントリー芸術財団主催サマー・フェスティバルや作曲家の個展等に出演、また武満徹作曲賞、芥川作曲賞、日本音楽コンクール作曲部門の本選作品など数多くの作品を手掛けており、海外でもパリ、ベルギー、イギリス、ハンガリー、アメリカ、メキシコ、韓国、台湾等に招かれ内外より高い評価を得ている。

俳優、美術家、舞踊家など様々なジャンルとのコラボレーションも多く、これまでにトーキョーワンダーサイト、第4回アジア舞台芸術祭(台北)A.A.P.3回ブヨウ公演(京都府立府民ホール・アルティ)等に参加、オペラにおいてはその造詣の深さから創作オペラ制作や音楽スタッフに携わるなど、團伊玖磨「夕鶴」(ハイライト)G.C.メノッティ「電話」等の舞台監修や、G.フリド:モノ・オペラ「アンネの日記」(演奏会形式舞台上演)R.v.ヴァウデンベルク:オペラ「出島~シーボルトの愛~」(ハイライト版世界初演)の演出を行う。

2021年よりベートーヴェンの最後の3つのソナタと近現代作品を交差させたプログラムによる全3回のリサイタルシリーズを始動している。

アンサンブル・ノマドのメンバー、相愛大学音楽学部・同大学院音楽研究科教授。

 

Photo Garally

Image
Image
Image
Image
Image
Image
Image
Image
Image